当院で特に注意をしている事が有ります、患者様の痛みを早く改善して、機能回復を図る事ですが、それ以上に大事な事は、

”他の病気を見逃さない事！！”

　筋肉の疲労等は、時間とともに痛みも軽減しますが、”内科的な原因”の場合は、専門医の治療が必要ですし、外科的手術が必要な場合も時々有ります、其の為にも、きちんと診察をする病院に掛かる事をお勧めいたします。

私も病院に勤務していた時、年間、延べ1万人以上を治療しており、二セコに来て10年の間にも、心筋梗塞・脳梗塞・メラノーマ・食道がん・肺気腫・胆石・血管腫・静脈瘤・パーキンソン・帯状疱疹・膠原病・甲状腺腫・等などを見つけて、専門医にお願いをして治療を行うように指導しております。

　また、外科的手術適応の患者には、その旨説明して、無意味に治療を長引かせる事はいたしません。

　我々、医療に従事する者は、常に患者の歩き方・動作・皮膚の色・視野・焦点の動き・息遣い等も確認して、問診においても疑わしき場合は、調べて、最良の方法をお伝えするように努力をしています。

　其の為，治療は定期的に来て頂き、その変化・効果を確認しています、遊び半分で、慰安目的で数ヶ月に1回しか来ない方は、全てお断りいたします、保険診療は、治療が目的です。

交通事故と補償　その１

　交通事故で治療を受けた場合、自賠責保険・任意保険から　　　治療１日に対して、８４００円が受け取れます、また主婦の方は更に4700円が加算されて受給されます。
（計算方法は、少し複雑ですが詳しくはお問い合わせください）

　よく聞かれるのが自分の方に過失がある場合ですが、過失割合が７〜９で自分に非がある場合でも２割減額されて支給されます。

　自分で勝手に判断しないで、保険屋さんに聞いてみてください、聞かない限りお金を支払う事は、積極的には教えてくれません。

　その他にも、自分の車の任意保険で、搭乗者補償をつけている場合も対象になります、他にも、生命保険、交通安全共済等も通院に対して１日当たり1500〜5000円（保険内容にもよる）が支給されます、請求の期限は２年間ですので覚えておくと良いでしょう。

　交通事故NO2

　交通事故の場合、まず警察に届け出て、事故証明を作成、次に病院の診察を受けて症状を伝える、この時ぶつけたり痛みのある場所は正確に伝え、レントゲン・MRI等の画像検査をカルテに記録，後日痛み・後遺症が出た時に備えます。

　通常、診断書は重症な場合を除き14日程度と記載されます、（これは罰金・点数の関係です）＊信号無視・一旦停止無視・スピード違反等が無ければ罰金・減点も課せられない事が多いです。

　もちろん治療期間が14日を超えても問題ありません、怪我の程度にもよりますが2〜3ヵ月かかる方も多いです。

診断書を取り、相手方の保険の担当者に連絡して整骨院で治療を受ける旨伝えて下さい。

　交通事故NO1

　冬期間、スリップ等による事故の患者が増えます。追突や、電柱に激突して、むち打ち症、打撲による痛み、痺れ、頭痛には適切な治療を継続することが大切です。

　何年経っても古傷が痛む、神経に傷を残したままや、椎間板の圧拍による神経障害が放置されたまま、レントゲンの画像に映らない軟部組織の損傷が原因の事が大半である。

　他にも、心因的要因も強く、自分は被害者なのにたいした補償も受けられず、痛い目にあって損をしたと言う気持ちに由来する。

　

整骨院は、打ち身、捻挫、打撲、脱臼、骨折に由来する、痛みや機能障害に対して、電気治療、レーザー、牽引、過流浴（足湯）、ウォーターベットによるマッサージ等による、機能回復・疼痛緩和・解消を目的に施術される医療行為で、慰安目的の按摩やさんとは異なります。

整骨院は各種保険適応になります。初診では１割負担の方ならば４〜５００円　２回目以降は２〜３００円で治療出来ます・３割負担なら初診７〜１０００円ぐらいで治療が受けられます、２回目以降は４〜５００円で治療が出来ます。

整骨院の先生方は皆んな、養成機関で学び、厳しい国家試験を受かって資格を習得しています。巷に沢山いる整体師・カイロ・スポーツマッサージと称して温泉やホテルにいる方は何の国家資格が無く、見よう見まねで行っていたり、民間資格?（２，３日〜１ヶ月ぐらい講習を聞いたりで収得出来るのもあり、千差万別です）ようは、早く治ればいいので相性の合う治療を受ければいいと思います。

ただ一般の方々は、其の違いが分からずに尉安目的で来られる方もいますのであえて書かして頂きました。