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2012/1/26
 その3

 よく患者さんにテレビで宣伝している、グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸はどうか? と聞かれますがサプリメントは、口から飲んで胃・大腸で消化吸収されますので、その僅か一部しか膝関節に行きません、テレビのようにスタスタ歩けるようには為りません!!

 そんなに良いのならば病院で使用しています、ただしヒアルロン酸等を直接患部に注入するのは効果が有ります、そして合わせて筋力をつけなければ意味が在りません。

 当院では,漢方の足湯で血行を促進して,筋肉を軟らかくして動かすように、膝関節に負担の掛からない電動足漕ぎを使いリハビリをします、また、電気治療・針治療・レーザー治療を組み合わせて行います。

 関節の痛みが取れても、それを動かす為の筋肉が萎縮・拘縮していれば動かすことが出来ません、リハビリとして筋力をつけることが大切です!!
2012/1/26
 その2

 膝に溜まる水の中身はリンパ液で、薄い黄色い透明な液ですが、濁っていたり、血が混ざっている場合は要注意です!!

 通常はお皿の上の所で、筋肉の膜と膜の間に溜まります、皮膚が皺が消えてツヤツヤしてきます。

 水を抜いた後大切なことがもう一つ在ります、それは患部を弾力包帯で圧迫する様に巻いてそのスペースを作らないことです、繰り返しなる方はこのスペースが大きく袋状のポケットになっています、それを防ぐ為にも、2〜3週間は圧迫することが大切です。!!

 また繰り返す方は関節軟骨が磨り減ってその破片が関節内で刺激を与えて炎症を誘発します、その場合は内視鏡で中を掃除してもらうことも大切です。

 病院で関節にヒアルロン酸の注射を何回か入れてもらうのも有効です。
2012/1/26
 その1

膝の悪い方で、膝に溜まった水を抜いて好いものか?もう何回も抜いているけれども大丈夫なのか?    

 このような質問を時々聞かれますが、答えとしては、溜まった水は抜いたほうが良いです。

 ただし注意して欲しい事が幾つか在ります
それは、抜いた後は3〜4日は絶対にお風呂とかで濡らさないで下さい!!(この辺の病院ではその日だけとか、何も言わない所が多いです)

関節からの穿刺は、一番太い注射針で抜く為感染症を起こし易く、ひどい場合は化膿して関節の骨が癒着して曲げれなくなった人を何人も知っていますご注意下さい。